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时间之花:因为“我很忙”牺牲的东西

雑誌や書籍、ネットなど、様々な場所で目にする「効率」「時短」という言葉。便利な家電や機器が次々に登場し、機械任せの仕事が増えているはずなのに、人は相変わらず忙しくしている。「時間がない」「そんな余裕はない」と、本当にやりたい事を諦めている人も多いだろう。そんな慌ただしい日常において、無駄をなくし、「効率よく仕事をする」ことは、たしかに大切なのかもしれない。
在杂志、书籍以及网络,各种各样的场合下,目之所及之处充斥着“效率”、“节省时间”这样的词汇。便利的家电以及机器轮番登场,明明交给机械来完成的事情有所增加,但是人还是一如既往的忙碌。“没时间”“没那个闲工夫”等,很多人都放弃了自己真正想干的事情。或许对于这样匆忙的日常,不浪费时间,“高效出色完成工作”确实显得非常重要。

《时间之花:因为“我很忙”牺牲的东西》

だが、人間は機械ではない。有限で大切な時間だからこそ、行動には心が伴っているべきであり、幸せを実感する「余裕」は必要なのだ。人は余裕がなくなると、イライラしたり、誰かを思いやる心がどんどん削られていってしまう。想像力も乏しくなる。
不过,人并不是机器。正因为在有限的宝贵时间里,应该遵从自己的内心而行动,能够感受到幸福、“游刃有余”的实感也是非常必要的。人一旦失去了从容,就会焦躁不已,牵挂着爱人的心情也会被慢慢消减。变得缺乏想象力。
そんな状態になってしまうと、のんびりすることに罪悪感を覚えたりもする。そんな時に、思い出してほしい本がある。名著として親しまれている、時間をテーマに描かれる壮大なファンタジー児童文学、『モモ』(ミヒャエル・エンデ:作、大島かおり:訳/岩波書店)だ。
一旦落入那种状态中,稍微悠闲一点儿就会萌生罪恶感。当陷入这种情绪中时,总会想到一本书。作为名著被大家所熟悉的,以时间为主题描写了一个壮大的幻想世界的儿童文学《毛毛》(米歇尔·恩德 著/大岛熏 译/岩波书店)
この本は、「もっと時間がほしい」と願う人間が、人の時間を奪って生きている灰色の男にそそのかされ、「無駄」を切り詰めてどんどんせかせかしていく話。そして主人公の女の子・モモがその異変に気づき、灰色の男から時間を取り返すために立ち向かう物語だ。
这本书讲述的是祈愿“想要更多时间”的人类,受到了以剥夺人类时间为生的灰先生的挑唆,将“无用”的时间渐渐消减,每天都紧张地生活。于是主人公小女孩・毛毛察觉到这份异变,为了从灰先生那里夺取时间,勇往直前的故事。
モモには、親友が2人いる。無口な道路掃除夫のおじいさん・ベッポと、おしゃべりな観光案内の若者・ジジだ。3人はまったく違う性格だが、灰色の男の魔の手が忍び寄るまで、3人の時間はいつも生き生きと輝いていた。「いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、わかるかな?つぎの一歩のことだけ、つぎのひと呼吸のことだけ、つぎのひと掃きのことだけを考えるんだ」と話しているように、ベッポは忙しい時でもいつも目の前のことに真摯に向き合いながら生きている。こうすると、楽しくなってくるんだ、と。ジジも、夢見る空想家ではあるが、自分や自分の夢、信念をとても大事にしている。
毛毛有两个大亲友。一个是沉默寡言的道路清洁工贝波和另一个是能说会道的年轻导游・吉吉。三个性格迥异的人,偷偷靠近灰先生的魔爪,3个人的时间永远熠熠生辉。“不能总想着怎样一次性将道路全部打扫干净,懂吗?只考虑接下来的一步、接下来的一次呼吸、接下来的一次清扫。” 贝波在繁忙的时候一直真诚地直面眼前的事情而生活着。这样的话,就能充分享受人生。吉吉虽然是一个常做白日梦的梦想家,却非常珍惜自己以及自己所怀抱梦想的信念。
これは、現代人が忘れてしまっている、それでいてとても大切なことのように思う。本書にはこのような、自分を、そして時間を、本当の意味で大切にすることの重要性がいたるところにちりばめられている。
这便是现代人忘却了的事情,并且我认为这是非常重要的事情。本书中用像这样的故事描述了人们自身、还有我们的时间,这些真正意义上值得被珍惜的事物的重要性,它们总是散发着光辉灿烂。
そんな中でも一際記憶に残るのは、やはり「時間の花」のシーンだ。モモは、円形競技場に突然現れたカメ・カシオペイアに連れられ、時を司るマイスター・ホラのところを訪れた。その時、モモはホラに「時間の花」を見せてもらう。
在这之中,令人印象格外深刻的果然还是“时间之花”的场景。毛毛被带到了突然出现的圆形竞技场Schildkröte,拜访了掌管时间的司仪侯拉师傅。这时,侯拉师傅给毛毛看了时间之花。
それは、丸天井の下、光に照らされながら時計の振り子に合わせて浮かび上がり、そして消えていく見たこともない美しい花だった。同じ花は1つとしてなく、新しい花が生まれるたびに、今までで一番美しく思えてくる。
那景象,圆形的房顶下,有光照进来,光线配合着时针的摆动向上悬浮,然后消失,紧接着就看到了闻所未闻的美丽的花。相同的花不止一朵,每当有全新的花朵生成,我都觉得这是至今为止看到过最美丽的景象。
ホラはモモに、「(この場所は)おまえじしんの心のなかだ」と告げる。この時間の花は、1人1人の中にあり、生きている限り生み出され続ける。しかし、こんなに輝いていて、こんなに貴重なものに思えるのに、同じ花は二度と咲かない。
侯拉师傅告诉毛毛说:“(这个场所)就存在在你自身的心里。”时间之花在每个人心中存在。只要活着就会不停新生、盛开,但是,如此闪耀的花朵,如此贵重的东西,却不会二次绽开。
このシーンを読んでいると、「時間」というものの儚さをしみじみと感じる。その一瞬一瞬の美しさに気づかず、幸せを感じずに生きるのは、あまりにもったいない。
读到这个场景,深切地体会到了“时间”的虚幻。如果没有注意到那一瞬间的魅力,过着感受不到幸福的人生,未免有些太可惜。
とはいえ、やりたいことが多い、やるべきことが多い現代人にとって、効率を考えて時間を節約することが欠かせないのも事実。だから私は、せかせかイライラしていると感じたら、この時間の花を思い出すようにしている。こんなに貴重な一時なのに、イライラしているのは、それこそもったいない話である。
话虽这么说,对于现代人来说,想要做的事情有很多,应该做的事情也很多,考虑办事效率节约时间是不可欠缺的事实。所以,每当我慌慌张张焦焦躁躁的时候就会想想这朵时间之花。明明是如此珍贵的一刻,内心焦躁而无法感知,这才是最可惜的事情。
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